の・ヨロ・ぐー

アクセスカウンタ

zoom RSS 徒労、大雪と現代のベートーベン

<<   作成日時 : 2014/02/08 23:26   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像

いやはや、すごい雪だったね。



天気予報ってのは、悪いときに限って当たるのよね…。

明け方、さらさらのパウダースノウで埋め尽くされた風景は、ものすごく美しくて、
しかも雪って、あらゆる音や寒さまでも吸収しちゃうのか、
静謐で、なにやらほこっと暖かい感じさえする。

…。

……な〜んてノーテンキなことを言っていられたのは、ほんの1〜2分。
早起きのアタクシ、さっそく雪かきを開始しました午前5時。

その後、1〜2時間おきに玄関先に出てザクザクとやるんだけど、
次に玄関先に出てみれば、いちいちさっきの雪かきが、なかったことになっている。

一面、ふかふか、真っ白。
積み上げた雪も、新しい雪がきれいに覆っちゃってる。

あれまあ。
大きなスコップを持って、ふーっとため息をつ吐くしかなかったわ。


すると、向こうの方から声がする。

―#△@&$〜!

うん?
誰だ、何を言っているのだ?

ふりさけみれば30Mほど先で、
近所のヤマモトさんのご主人が、同じようにスコップを持ってこちらに向かって叫んでいるのだった。

―無駄ですよ〜。

むむ。
失礼な。
この努力が無駄とな。

―どんどん積もっちゃうだけですから〜。

むむむ。
たしかに。

今朝から数回にわたって雪かきしたって、なんの意味もないということ、
そろそろ私も気付いてはいたのだ。
それを、他人に言われてしまったというわけだ。

―そりゃそうですねえ。ではこれで止めます〜っ。

そう叫び返す私の声は、ヤマモトさんに届いたのか、
ふかふかの雪に吸収されたのか。


徒労。


積もる雪同様、私の午前中が、徒労の積み重ねだったことだけは間違いない、ということ。


画像

お疲れさん。


…と、ひーちゃんにねぎらっていただいたところで、
さて、一昨日から世間が大いに沸いた大ニュース。
あの、現代のベートーベンさんと、そのゴーストライターさん。

ゴーストのニイガキさんを、ネットの声を聞く限り、悪く言う人が少ない。
音楽だけを愛する、天才。
お金など俗世とは無縁の、純粋な音楽家。

その人がどうして。
きっと、騙されたんだ。
ずっと苦しんできたんだ。

私も、そう思うし、そう思いたいなあ。

彼らが18年にわたって世に出してきた曲たち、交響曲も、ソナチネも、私はちゃんと聴いたことがなく、
良いのか悪いのかもわからない。

でももし、これらの曲たちが素晴らしいのであれば、
ニイガキさんの作曲活動は徒労ではなかった。

また、ニイガキさんの名では世の知るところではなかった名曲を、
世に送り出したサムラゴウチさんの功績もまた、讃えられましょう。

開いた口がふさがらない大芝居も、スケールの大きな虚言も、
ええ、ええ、讃えてあげましょうとも。


雪かきは徒労だったけれど、
ニイガキさんが作って、サムラゴウチさんが世に送り出した音楽は、
徒労ではないと、私は思いたいのよね。
















テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

徒労、大雪と現代のベートーベン の・ヨロ・ぐー/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる